はだし教育広報記事
市町村が発行する広報の中から、はだし教育に関する記事を抜粋しました。
1979年(昭和54年)
----「広報ゆう」1979年11月号
由宇小学校(山口県由宇町)
【はだしでがんばろう】
二学期が始まるとすぐ始めた"はだし運動"校舎の構造や、足洗い場の関係など、工夫を重ねなければならない点もあり、保護者の皆さんのご協力を得て、やっと踏み切ることができ、運動会もはだしで元気いっぱいがんばりました。
これからは、体育の時間にもどしどし取り入れて寒さに負けないじょうぶな体をつくっていきたいと思います。
1980年(昭和55年)
----「広報あじす」1980年3月5日号
阿知須小学校(山口県阿知須町)
寒さに負けない心と体づくりをしようと昨年十月から全校児童で「はだし、うす着運動」を寒さにも負けず続けています。
最初は全児童が申し合わせて、▽学校についたら下履きをはかない▽校舎内で上履き、くつ下をはかない。
その中で十二月、一月、二月と一年中出一番寒い季節に"寒さなんかヘッチャラだい"と夏服、はだしで通した子どもが一一三人もおり
----「広報とくじ」1980年8月5日号
柚野小学校(山口県徳地町)
柚野小学校では「はだし運動」を行っています。昼休みが終わると先生も子どもを一緒にはだか、はだしで運動場を力いっぱい走り回ったり、つなひきをしたりして体をきたえています。
----「市報にいがた」1980年12月28日号
中野山小学校(新潟県新潟市)
【みんなで取り組む はだし運動】
この広いグランドを利用して、毎年、春から秋にかけて、「はだし運動」にとりくみ、全校の人たちが、はだしでグランドをかけまわり、体を強くきたえています。
1981年(昭和56年)
----「市報やまぐち」1981年2月1日号
興進小学校(山口県山口市)
【たくましい嘉川っ子 はだしで学校生活】
児童は雪が降って寒い日でも「はだし」で運動場を走り回ります。
十二月から三月までは強制はしませんが、十人のうち九人ははだしです。
登下校にはくつも履きますが、学校に着くと素足になります。
----「広報ゆや」1981年4月号
油谷小学校(山口県油谷町)
はだか・はだし・はしるの「三は運動」の朝のかけ足などを通して「たくましい気力、体力つくり」をめざしている。
----「広報あくね」1981年6月号
田代小学校(鹿児島県阿久根市)
【九州一周めざし 毎朝はだしでかけっこ】
今、私たちは、毎朝、九州一周をめざして運動場を走っています。全員がはだしで、しかも男子は上半身はだかで走ります。
1982年(昭和57年)
----「広報ながはま」1982年2月1日号
大和小学校(愛媛県長浜町)
【寒さに負けずに裸マラソン】
五十三年度からは走る時間を六分三十秒として、先進校なども視察し、「はだか・はだし」で走るようになりました。
天気がよい日は、毎日午後一時二十分になると、軽快なテーマの音楽が流れ、これにあわせて児童も職員も全員がはだしになり、男子は上半身はだかになってグラウンドに飛び出します。
----「広報あくね」1982年7月号
脇本小学校(鹿児島県阿久根市)
【はだしで扁平足追放】
健康づくりと扁平足をなおすには、はだしが一番、と市内脇本小学校で全校児童はだしの運動が始まり、登下校を除き学校でははだしで過ごしています。
扁平足を治すにははだしが一番と、この六月から実施しています。子供たちは、朝学校に着くとくつを脱ぎはだしで過し、トイレだけはぞうりを使用しています。
----「広報しゅうとう」1982年8月号
祖生東小学校(山口県周東町)
【たくましい祖生っ子をめざす「はだし運動」】
私たちの学校では、たくましい祖生っ子の育成をめざして、六年前から子どもの「はだし運動」を行っています。今では、四月から十一月末までの八ヶ月間は全児童が、校舎の内外を問わずはだしで過ごしています。
----「広報ひかり」1982年9月号
周防小学校(山口県光市)
体育活動を通じて意欲ある子を育てようと、裸にはだしで毎朝ランニングを実施
----「広報たかのす」1982年11月号
竜森小学校(秋田県鷹巣町)
はだし
竜森小学校六年 ●●江里奈
私たちの学校を
「はだし学校」とよんでほしい
生徒数は少ない
だが元気だけはどんな学校にも
負けないつもりだ
毎日、はだしで生活する私たち
グランドもはだしで走る
毎日がつらい
そして、冬が近づいてくるのを
足のうらでかんじる
私たちは、冬をはだしでむかえる
はだし学校は
季節をおしえてくれる
1983年(昭和58年)
----「市報やまぐち」1983年1月15日号
嘉川小学校(山口県山口市)
【嘉川小のはだし教育】
学校内でははだしの励行で身体を鍛え、風邪をひかない、たくましい子どもに育てる教育活動を実践
年間を通じて靴下や上靴を履かず、真冬でもはだしでがんばっている児童の姿を放映します。
----「広報ひかり」1983年9月号
周防小学校(山口県光市)
【三つの"は"でたくましく】
小学校小規模校の部で、周防小学校が2年連続、健康優良校の県代表校に選ばれました。同校は生徒数226人、毎朝登校すると、はだか、はだしで校庭をはしる「三つのは」運動を続けており、今年で5年目になります。
1985年(昭和60年)
----「広報ひかり」1985年6月号
周防小学校(山口県光市)
【三つの「は」】
本校の体力づくりの一つには、朝のはだか・はだしで、はしる朝のかけ足がある。五分間の早朝かけ足で、周防小の一日がスタートする。
----「広報ごしょがわら」1985年7月号
松野木小学校(青森県五所川原市)
【扁平足が治った!! はだしと青竹踏みを実践】
昨年お五月二十六日に行った最初の調査によると、なんと全体の約二十パーセントが「土踏まず」の未形成な児童であることが判明。このため同校では、その対策として全児童に五月から十月までの六カ月間、校内で青竹踏みとはだしの生活(トイレは除く)の実践を試みました。最初のうちは、はだしに抵抗を感じていた子ども達も、実践一カ月もすると違和感を訴えなくなり、今年は、五月から始める予定が子ども達は待ちきれず、四月からはだしになるほどで、今では、はだしの方が気持ちが良いと大変好評です。
1986年(昭和61年)
----「市報かすが」1986年1月号
天神山小学校(福岡県春日市)
【たくましさ育てる うす着・はだしの実践】
四年生以上の女子を除き、全児童が四月から十一月までは、上半身はだか・はだしで校庭に出て、音楽にあわせ、急歩・乾布まさつ・独特の天神山体操を行っている。
----「広報とよさか」1986年7月号
早通南小学校(新潟県豊栄市)
早通南小学校では「はだしで大地をふみしめよう」と昨年から素足運動を実施しています。二年目の今年は、全校児童でグラウンドや中庭の危険物を取り除いて、六月から全校児童が学校にいる間ははだしですごしています。
1987年(昭和62年)
----「広報つる」1987年5月号
宝小学校(山梨県都留市)
六月から十月まで、全校児童が校内でのはだし生活を実践している。薄着や竹踏み、自宅での乾布摩擦なども励行。
----「広報たかのす」1987年11月15日号
東小学校(秋田県鷹巣町)
【はだし運動で元気ハツラツ】
はだし運動は五月から十月まで全校児童が参加して行われますが、希望によって年中実施している子供もおり、七年間も継続しているので、風邪をひく子供も少なくなっています。
1988年(昭和63年)
----「広報うまじ」1988年1月号
馬路小学校(高知県馬路村)
五年 ●●由里蘭
馬路小学校には、上ばきをはかないはだしの人がだいぶいます。私の学級でも、はだしの人がほとんどです。はだしが好きな私は、いつもはだしです。体にいいので、冬もはだしでいます。しもやけができてかゆいのですが、ずっとつづけています。ろうかが、とてもきれいなので、はだしでとっても気持ちがいいです。こでからも、つづけるつもりです。
2023年7月8日作成 2024年7月22日更新